
復興開発プロジェクトに関わった主なメンバーをご紹介します!
■森田 みか様(特定非営利活動法人仕事人倶楽部)
朝ドラの「あまちゃん」で有名になった岩手県久慈市は、東日本大震災で被災し、2016年の台風でも被災し、まだまだ復興の最中にあります。
その久慈市の山間部には、日本一の「白樺美林」が広がっています。白樺は早春、雪解けの1か月間だけ、あふれるほどの樹液を出すのです。
うっすら甘味のあるこの樹液は地域の春のごちそうです。実はこの白樺樹液には大変な美容効果があることが分かったのです。

この樹液で、美容品をつくろうとの活動が始まりました。
全国的にも珍しい小ロットで美容品をつくれる静岡県のメーカーが協力してくれ、同じく静岡のエステティシャンとデザイナーがアドバイスをし、樹液の美容商品が誕生しました。
地元に白樺の仕事が生まれればこの美しい白樺林も守ることができ、若者もここで暮らし続けることができるのです。
樹液を採るオジサンも、地域の小さな商店のお母さんも、宿泊施設の社長も、久慈市の美容室のスタッフも、役場の職員も地域をあげてチームを組み、白樺美容品を知ってもらおうと頑張っているのです。
■清水 恭一様(元山形村村長)
【森の宝日本一の白樺美林の活用】
岩手県久慈市山形町は広大な北上山地の典型的な山村過疎地です。
さらに少子高齢化に伴い限界集落も避けられないのではという危機感があります。
東日本大震災津波、3.11からの復旧復興そして市町村合併から10年、改めて地域活性化を見つ
め森の恵み白樺の一滴活用推進協議会を立ち上げて取り組んで参りました。
早春の3週間程白樺から頂く貴重な白樺、北欧などでは森の看護婦と呼ばれ保湿、角質正常化
や美容健康効果がすごく神聖な存在として広く使われて来たそうです。
日本では出回らなかった訳は白樺樹液の採取期間が短く、保存が効かなかったことです。
白樺樹液は滋養に富んでいるため空気に触れると変質しやすく数日で発酵してしまいます。
やっと未開封なら2年程保存可能となりました。
調べれば調べるほど、ここまで多くの美肌、薬効が有ることにびっくりしております。
天然自然100%、森の恵み白樺樹液、化粧品真心こめてお届け致します。

■下館 満吉様(旧山形村出身、平庭観光開発社長)
日本有数の白樺林を活用したいと以前から考えていて、森の恵み白樺の一滴活用推進協議会に加わりました。
昔から山で仕事をする人達が白樺の樹液を飲まれていたことを知っていたので、この樹液を活用できないかと色々考えていましたが、発酵しやすいため商品化が困難で保健所の承認も中々おりないというものでした。
仕事人倶楽部の人達やエステティシャン、デザイナーなどの
ドリンクや化粧品の製造に関わる方々の力を借りてようやく商品が出来ました。
なので完成した時は、本当に本当に嬉しく思いました。
いずれ地元で取れたものを地元で生産したいと思うので、地元に生産工場を作り雇用を増やしていきたいと思っています。
そして白樺樹液のもっと様々な使い方を提案して、もっともっと地域活性を目指します。
■谷地 彰様(久慈市役所山形総合支所)
30年前から、白樺を活用出来ないかと地域住民で取り組んで参りました。
最初に目をつけたのが、白樺樹液のドリンク化でした。
ですが、白樺樹液は、常温保存できなく中々商品化に繋げることは出来ませんでした。
その事から、他の商品化についても取り組めない日々が続きました。

平成26年の総務省の補助事業採択を契機に、30年来の課題を解決することができ、白樺樹液のドリンクを販売するに至りました。
これにより、ボディソープや石鹸、ジェルなど続々新商品が誕生して、喜びもひとしおです。
あとは、販売ルートの確保に努め久慈市が全国にしれわたるよう期待してます。
白樺は、限られた地域に生息する地域資源です。
さらに、磨きをかけ魅力発信に精進していきます!
皆さんもぜひ、手に取り森の恵みを感じてください。
■清水 京子様(岩手県議会議員の奥様)
白樺の化粧品は、すーっと入って凄く浸透するように感じていて、肌が綺麗になって健康にな
りました。
地元の特産品から、こんなに良い商品を作ってもらって本当に嬉しいと思います。
白樺から受ける恩恵に感謝ですね。
素敵な商品なので一生使いたいと思っていますし、孫も一緒に使っています。
久慈市の平庭高原の白樺林は本当に素晴らしいので、思うように出来ませんが、植樹や下刈りに参加したりして森を守って次世代に残したいと思います。